近頃、多くの老舗店が正月料理の販売を開始している。北京稲香村の各店舗は伝統菓子、もち、臘八米などの様々な正月料理を発売し、玉華臺や護國寺小吃など老舗店のミニ氷糖葫蘆(サンザシに飴をからめたもの)、「找別扭」などの北京グルメも登場し、市民の新年に多くの選択肢をもたらしている。
北京稲香村南城生活店には、発売された臘八米を買い求めに多くの市民が訪れている。臘八米を販売する店員は、「毎年この時期になると臘八米を発売する。黒米、コーリャン、小豆、ハトムギ、ナツメ、ピーナッツなどが入っており、自宅で炊くだけで食べられる」と紹介した。
様々な菓子のほかに、冬になると、北京で最も人気があるおやつの1つである氷糖葫蘆も登場する。紅い氷糖葫蘆は祝日を更に賑やかな雰囲気にする。老舗店の玉華臺はミニ氷糖葫蘆を発売し、人気を集めている。
氷糖葫蘆のほかに、昔ながらの北京グルメ「找別扭」も護國寺小吃本店のメニューに登場した。店の調理人によると、この「找別扭」は饅頭のスライスと臭豆腐で作り、適量の秘伝のゴマだれと卵を絡めて食べる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月3日
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